2017年度指導責任者の言葉  みなさん初めまして、新潟大学弓道部2017年度指導責任者の川尻啄真です。この度は弓道部の魅力について書かせていただきます。まず、弓道と言われて、みなさんはどのようなことをイメージしますか。日常生活の中での関わりがあまりないので、なかなか想像しづらいところもあるのではないでしょうか。なので、初めに弓道の紹介をしていきたいと思います。  弓道とは武道のひとつであり、弓で矢を射て的に中てる競技で、己の技術と心身の向上によって上達するスポーツです。的中数を競うので、剣道や柔道のように相手と向き合うことはありません。向き合うのは的です。野球やサッカーのように、目まぐるしく状況が変わるということはないです。競技そのものは単純ですが、中り、はずれは射手の動作によってもたらされるものですから、射手の心が影響します。つまり、的と向き合うということは「自分の心と向き合う」と言い換えることができるのではないでしょうか。道徳的で礼に重んじることを含めて、生涯スポーツとして最適だと思います。  次にこの部について簡単に紹介させていただきます。部員全員が集まってする正規練習は毎週月・水・木・土曜日。他の時間は自主練習です。基本的に道場は毎日使用可能なので、自由に利用できます。道場には親しみやすい先輩方が日々練習しています。  もし、弓道やこの部に少しでも興味をもってくださったのなら幸いです。中学・高校で弓道を経験したことのある方、大学弓道という一味違った弓道をしてみませんか。弓道をしたことのない方、新しい体験をしてみませんか。百聞は一見に如かず、ぜひ一度道場にいらしてください。部員一同、新入生をお待ちしております。